こんにちは、現在ワーホリでオーストラリアのメルボルンで暮らしている@matsutripです。
メルボルンに住んでみて、オーストラリア人の『健康意識の高さ』に関して感じたことを今回はお伝えしたいと思います!
・タバコ事情
・ベジタリアンの強化バージョンの『ヴィーガン』とは?
・お酒事情
に関してお伝えしたいと思います!
目次
オーストラリアの健康意識 ①タバコ事情
もちろんオーストラリアでも喫煙はできます。ただ、喫煙者にとっては優しくない国だと思います。
それはなぜか?ざっくりとその理由を説明すると、
・値段が高い
・喫煙できる場所が少ない
・国外からの持ち込み制限が厳しい
ということが挙げられます。
タバコが吸える年齢は?
タバコが吸える年齢は、お酒と同様に『18歳から』です。
日本は20歳ですのでオーストラリアの方が早く吸えますね。世界的に見ても「18歳」でお酒、タバコを楽しめる国が多い気がします。
タバコはどこで買う?
タバコは、ColesやWoolworthなどのスーパーマーケットやガソリンスタンド、セブンイレブンなどで購入できます。
ただし、基本的に見えないところで売られているか、セブンイレブンの場合レジ上の電光掲示板に表示されているので、店員さんに「たばこある?」などと確認してから購入する必要があります。
ほとんどのタバコのパッケージはグロテスクなものが多いです。
「タバコはあなたの体を壊しますよ」的なメッセージが添えられていますね。
値段が日本の5倍!?
オーストラリアのたばこは大体30ドル前後です。日本円にすると2500円くらい。
日本でたばこを購入するのに比べると約5倍ほどしますね…
オーストラリアはただでさえ物価が高いので、たばこを吸うとなると結構な出費になります…喫煙者にはつらい国ですね…
成田国際空港では到着ロビーに免税店ができたことで、日本に帰国した瞬間にタバコを爆買いする方もいるようですね笑
喫煙できる場所は?
メルボルンの場合、すべての室内は基本的に禁煙です。カフェやバーのテラスでも吸えない場合が多いです。
駅構内、公共施設の庭でもよく禁煙の印を目にします。また、自宅のベランダで吸う場合もとなりの家から苦情が来る場合があるので気をつけましょう。
ここまで聞くと結構厳しいように感じますが、日本に比べると歩きタバコが多く感じます。またタバコも結構ポイ捨てされるので、人通りが少ない路地は吸い殻とかで結構汚いです…
持ち込みの制限は厳しい!
これからオーストラリアに来る方は、オーストラリアのたばこの値段が高いなら「免税店でたくさんタバコを買って、持ち込めばいいじゃないか!」と思う方もいます。
しかし、オーストラリアにたばこを持ち込める本数は『25本』までですので注意が必要です。25本以下だったら1箱しか持ってこれないですね…
税金がえげつないほど高いので、間違って持ってきてしまうと大損です!まぁ、バレないだろうとかって行ってたくさん持ってきている人も中にはいるようですがオススメはしませんね…
愛煙家殺しのオーストラリアですね…笑
”オーストラリアの健康意識” ②『ヴィーガン』
ベジタリアンは日本でもテレビなどでよく耳にする言葉ですよね。しかし、メルボルンではレストランやスーパーでも、メニューや食品の説明欄に「ヴィーガン」と書かれていることがあります。
ヴィーガンとは?
ベジタリアンは簡単に説明すると「お肉や魚を食べない人」ですが、『ヴィーガン』は動物から作られる食品も食べない人のことを指します。
牛乳やチーズを食べないということですね。蜂蜜もダメみたいです。
また、より厳格にヴィーガンの思想を持っている方達は、革製品や動物の毛が付いている服は着ないようにしていると聞きます。
ヴィーガン用の食事を用意しているレストランは多い!
日本でも、東京のではベジタリアン向けの食事を提供するレストランがあると聞きますが、それでもやはり少ないです。
しかし、オーストラリアは用意に見つけることができます!
ヴィーガン向けのレストランはもちろん、普通のお店でもヴィーガン向けのメニューがあったり、少しメニューを変えてくれるお店もあったりします。
ヴィーガンレストランに行ってきました!
ヴィーガン料理で有名な「Lentil As Anything」というところに行ってきました。
このお店のスタッフはボランティアで活動しているお店で、料金もお客さん自身で決めることができるといった面白いレストランでもあります!
スーパーの野菜はオーガニックが多い
スーパーなどの野菜売り場には、オーガニックのものが多いですね。そもそもオーガニック専門のお店なども結構見かけます。
市場などの野菜もタグにオーガニックと書かれていることがありますし、オーガニックしか置いていないセクションもあります。
オーガニックに関しては日本人でも気にする人がいるので、嬉しい環境なのではないでしょうか?
オーストラリアの健康意識 ③お酒
オーストラリア人は大のお酒好き!たくさんのクラフトビールもありますし、ワイナリーもメルボルン近郊にたくさんあります。
ただし、やはりお酒で生じるトラブルもありますし、オーストラリアは結構お酒に対してもルールが厳しいです。
年齢確認が厳しい
オーストラリアではお酒は18歳から嗜むことができます。
アメリカは21歳からでアメリカ留学に21歳以下で行くとお酒を楽しむことができないですが、オーストラリアは18歳から飲むことができます。
日本では20歳からですが、年齢確認がそこまで厳しくはありませんよね?
居酒屋でもチェックしないことがほとんどです。
ただオーストラリアの場合、バーの入り口で1度チェック受けた後、お酒を購入するときにもう一度チェックされるくらい厳しいです。(私が若く見えるのが原因でもありますが)
基準としては、25歳以下に見えた場合はチェックしないといけないことになっているので、日本人の場合は30歳くらいでも年齢確認されることが多いです。
たまに写真で乗り切ろうとする方もいますが、基本的に追い返されるだけです。
私もRSAを所有しています。RSAに関する記事はこちらで公開しています。
なぜ規制が厳しい?
オーストラリアでは仕事でアルコールを少しでも提供する場合『RSA』という資格が必要になります。
少しでも酔っ払っているとみられた場合アルコールを提供してはいけないというルールが存在します。
お酒を提供する人たちがなぜそこまで厳しいのかというと、酔っ払った客が問題を起こした場合、『お酒を提供した人の責任』になるからです。
実際に裁判の例で、バーで酔っ払った客が店の前で事故にあい怪我をしたという事件で、その酔っ払った客がお店を訴えた事例もあるようです。
税金が高い
たばこと同様にアルコール製品にかけられる税金も高額です。
特にアルコール度数が高いウイスキーなどはめちゃくちゃ高いです。一番安くても750mlのボトルで50ドルくらいはします。
ビールもバーで飲む場合、10ドル前後が一般的な値段です。
それと基本的にどこのバーもカクテルはめちゃくちゃ高いです。
メルボルンの安くて、莫大な品揃えで大人気の酒屋は以下の記事で公開しています。
厳しくてもオーストラリア人はお酒が好き
お酒の規制が厳しくてもオーストラリア人はお酒が大好きです。
『Beer O’clock』というものがあり、仕事が終わったら近くのバーでお酒を飲む文化もあります。
メルボルンも近郊にヤラバレーやモーニントン半島のワイナリー地帯がありますし、同様にブリュワリーもたくさんあります。
明るいうちから飲み出す人も多く、夕方頃には川沿いのバーなどはすでに盛り上がっています。お酒の種類も日本とは違ったものがたくさんあるので、お酒好きの方はとても楽しめる国だと思います。
ワイナリーに関する記事はこちらの記事で公開しています。