今回は、10月20日に行われました、Melbourne Victory vs Melbourne Cityの開幕戦についてレポートします!
なんといっても、今季からMelbourne Victoryに移籍することになった本田圭祐選手に注目ですよね!
メルボルンだけでなくオーストラリアのサッカーファンからもとても期待されています。
私自身、サッカーはテレビでしかみたことがなかったので、今回スタジアムで生で”本田”選手を見ることができたのでとても興奮しました!
また、サッカーの戦術などに関しては全くと言っていいほど素人なの、そこらへんの感想に関してはあまり深くつっこまないでください笑
目次
Melbourne Victoryについて
オーストラリアで初のプロリーグとなる「Aリーグ」が発足。それから国内タイトルを数回獲得するなど国内リーグでは強豪と言われるチームです。
ホームページはこちらから→https://www.gomvfc.com.au
ホームスタジアム
ホームスタジアムはMARVELスタジアム(元エティハドスタジアム)です。
このスタジアムは、AFL(オーストラリアンフットボール)のコートとしても使われるので円形の形です。
Southern Cross駅から近いです。アクセスが便利です。試合当日は1,2時間ほど前から駅からスタジアムまで人の流れができるので迷うことはないでしょう。
ユニホーム
今回はホームスタジアムだったので、紺色です。
因縁のダービー戦
今回の試合はvsMelbourne City。同じ、メルボルンのチーム同士の試合ははダービー戦と言われ毎回白熱した試合をみることができます。
試合開始まで
移動
8時のキックオフでしたので、7時半ころにSouthern Cross駅からスタジアムに移動。電車の中から2つのチームの多くのサポーターを見かけました。
スタジアムに入るまで
スタジアムまでもとくに迷うことなく入場することができました。
警備員による、持ち物検査とボディーチェックがあります。
ボディーチェックの後はチケットのバーコードを読み取られ入場。という流れです。
スタジアム内
レストランなどは見かけませんでしたが、売店は結構あります。ハンバーガーやポテトばっかりでしたが…
今回は、試合前にご飯を食べてきたのでここで食事はしませんでした。
ユニホームが欲しかったので、ユニホームが売っている店を探索。入場したゲートからは少し離れていましたが、無事発見し、購入。120ドルでした。
背番号つきのやつが欲しかったのですが、すでに売り切れ。本田の人気は凄まじい様子です。
ユニフォーム以外にもパーカー、帽子、ベスト、タオルなどいろいろ売られていました。
試合開始直前
キックオフ5分前となるとすでに多くの人が席に着き始めます。それとやはり本田効果があるのか、日本人の方も多く見かけました。
メルボルンには多くの日本人がいるので、本田選手を見るために今回の試合をみに来たのでしょうか笑(自分もその一人です)
席を確保
指定席だったので、席の奪いなどはなかったです。ちなみにチケットは2週間ほど前に購入しました。料金は学生割引を使って、37ドル(3000円)ほどです。
開幕戦でダービーですので結構な人がいますねぇ。
Victoryのチームの歌 Stand By Me
サポーターたちによって、Stand By Meが熱唱されます。とても、温かい光景でした。
各々が注目するファンのユニフォームを来たり、声をかけあっていました。
スターティングメンバー
試合開始
前半
午後8時にキックオフ。本田選手は4番で出場です。
本田のファーストタッチに多くのVictoryファンから拍手が起きます。
前半から両者白熱した展開を見せます。ダービー戦ということもあるとは思いますが、オーストラリアのサッカーは当たりが激しいと感じました。
日本のような繊細なプレーではなく、体格を生かしたセットプレーで点数をとるスタイルなのかな?
お互いにファールが多く、乱闘になるか?と思うシーンも結構あり白熱した展開に…
Victoryのフリーキック、コーナーキックが前半から多く、ほぼ全て本田選手が蹴っていました。そのキックのたびに沸く歓声、拍手。すでに本田選手がオーストラリアの方々に認められている証拠です。
そのおかげで本田選手がタッチする瞬間を多くみれて良かったです。
そして…前半28分….なんと…
本田選手がヘッドで先制点!!!!!!
もう、会場全体が熱気にあふれましたよ!!!
いやぁ、すごいですね!!本当に本田選手は大舞台に強い!!
そういえば、メキシコのパチューカのデビュー戦の時も途中出場ながら点数をあげてましたね!
初めて生でサッカーを見て、本田選手の得点を見られるなんて…
期待はしていましたが本当に見られるとは思いませんでした!
しかも、私の席は前半、本田選手のポジション側だったのでパフォーマンスもこっちに来てくれたし!!!!!
一緒に見にいった友達と「やばいね、この試合!!」と盛り上がってたら、後ろの人に日本語で「本田すごいね!」と言われ、祝福されました笑
しかし、その後VARの判定でPKから得点を許し、同点に。そのまま前半は1−1で終わり、後半へと折り返します。
ちなみにですが、今季からオーストラリアのリーグではVARが導入されたようです。ワールドカップでも多くのジャッジが覆され、PKへとつながりましたね。
VARには賛否両論ありますが、観客含め、審判団公正に判断できるシステムだと思いますので個人的には賛成です。
後半
少し長めのハーフタイムが終わり、後半戦へ。
後半の出だしは、Melbourne Cityにボールを持たれる時間が長く、あまりいい出だしではない様子。
本田選手も守備に積極的に参加し、ボールを奪います。
しかし、本田選手、ボールのキープ力がすごいですね。徹底的なマークにつかれるもボールをしっかり持ち、味方選手へ確実に送ります。
また、本当にパスがうまい。
裏に縦のロングパスを通し、一気にチャンスにつながる展開もなんども作るし、クロスをあげるときも、そこ見えてるの?と思ってしまうパスを平気でしてしまう…
そんな、本田選手のおかげか会場も大盛り上がり。
ほとんとがVictoryのファンであふれる中、サポーターたちが黄色の布のようなものを上に投げ続けながら、選手にエールを送り続けます。
しかし、Victoryの選手たちも懸命に動きますが、ここで相手に追加点を許し逆転。。。
ここで、静かだったCityのサポーターたちに元気が戻り、一方のVictoryサポーターは一気に静まりかえります。
また、両者のサポーターが接するゾーンはお互いに刺激し合い、熱くなってる人もいました笑
直後に警察が両者の間に入り、厳重な警戒態勢が敷かれます笑
残り時間が少なくなり、本田選手にボールが集められるようになり、本田選手からの展開が増えてきます。
終盤はVictoryがボールを持つ時間帯が長くなりいくつかおおきなチャンスが訪れましたが、そのまま試合は1−2で終了。
本田選手が先制点を挙げるも、チームは逆転負けで黒星スタートとなりました。
試合後
試合後、本田選手が観客席の方に来るかもしれないと思ったのでしばらく待機していたのですが、インタビューなどで忙しいのかピッチには現れず…
あわよくば、写真を撮りたい!などとも思いましたがそれは叶わず…
しかし、後ほど本田選手を一緒に写真を撮れた!という方もいたのでもうちょっと待機していればよかったなぁと後悔。
Victory とCityのサポーター
試合後のスタジアムの外では、試合に勝利したCityサポーターが大合唱。こちらも警察が厳重警戒に当たっていました笑
とともに、少々Victoryサポーターを挑発するような言動もありましたが、とくに問題行動はなかったように思います。
VictoryファンはCityファンを、CityファンはVictoryファンをお互いにマナーが悪いだとか、頭がおかしいなどと言いますが、正直なところそこまで変わらんと思います。
さきほど、上の方でVictoryファンが黄色い布のようなものを上に投げて盛り上がっていたと言いました。実は、その数が徐々に増えていったので、なんでかなぁと思っていたのですが、
それ、座席のカバーやん!
サポーター側の座席は黄色かったのですが、試合後そこのゾーンがまばらにグレーになっていたんです。
そう、座席のカバーを外してそれを投げていたんです笑
まぁ、うん。お互いさまですよ。こういうのは。
側から見てるとおもしろいのでいいですけど笑
Southern Cross駅まで
駅まで勝利の喜びに湧いたCityサポーターの大合唱とともに向かいました。
遅く出た方でしたが、それでも大混雑。
電車の中は東京の通勤電車の中なみに窮屈でした。海外の電車でこんなに混雑しているのは初めてだったので、ちょっと荷物に気をつかいつつそのまま帰宅しました。
感想
日本にいたころもサッカーをスタジアムで見たいとは思っていたのですが、なかなか踏み切れず、実行に移すことができませんでした。
イニエスタ選手や、小学校の頃からファンだったトーレス選手らが日本に移籍してきたのにも関わらず…
しかし、今回偶然、本田選手の開幕戦、しかもダービー戦で盛り上がらないはずがないこの試合を間近で見ることができて最高に楽しかったです。
帰宅した後、Victoryのホームページで年パスを購入しようと迷ったくらいです笑
結果としては負けてしまいましたが、本田選手の得点、活躍を目にすることができました。
オーストラリアではサッカーはものすごく人気があるスポーツというわけではありませんが、そのおかげもあってチケットも安く購入できます。
これからも、本田選手の活躍をメルボルンから応援していこうと思います!