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今回は、ミャンマーへの渡航を考えている方に、『ミャンマーで両替をする方法』をご紹介します!
空港や陸路で新しい国に移動して、まずやらないといけないことは『現地通貨の入手』です。
・ミャンマーの両替事情
・ダウンタウンのお勧め両替所3選
・空港での両替事情
目次
ミャンマーでの”両替所”の特徴
ミャンマーで流通している通貨は『チャット』です。
ミャンマーは他の国々に比べて、両替方法が少しユニークです。また、すべての両替所で日本円→ミャンマーチャットに交換できるとは限りません。
他にもいくつかの特徴がありますので、今回の記事では、ミャンマーに初めて行く人に向けて、ミャンマーの両替事情を紹介します。
お札の単位で両替の価格が変動?
ミャンマーでは『通貨の大きさによってレートが変動』します。
上の写真の日本円の部分をみてください。
・10000*5000 13.7
・1000 12.7
と表示されています。
つまり、これは10000円か5000円札を両替した場合は1円あたり、13.7ミャンマーチャットで両替することができるということを意味します。
一方で1000円札を両替した場合は、1円あたり12.7ミャンマーチャット両替することができます。
例えば、10000円分を以下のように両替した場合は、
[1万円札を1枚両替した場合]
13.7×10000=137000
[1000円札を10枚両替した場合]12.7×10000=127000
差額は10000チャットにもなります。1万円札と、千円札だけで両替した場合、日本円にすると700円ほどの差額が生まれてしまいます。
なるべく大きい紙幣を両替した方がお得です。
綺麗な紙幣を準備
これはカンボジアに行った時にも感じたことなので、東南アジアではたまにあるのですが、両替をする時に、汚い紙幣だと両替できない or レートが悪くなってしまう場合があります。
日本円などは比較的に綺麗な状態が多いと思うので大丈夫だと思います。
ただ、アメリカドルを両替したい場合は汚れやシワ、たまに落書きがある場合がありますので気をつけてください。
ちなみに、綺麗な紙幣を要求するくせに、渡されるミャンマーチャットはかなりボロいです。
ちなみに、両替する際にパスポートなどの身分証明書を見せる必要がある場合がありますが、今回のミャンマーの滞在で両替をした際は、1度もパスポートを求められることはありませんでした。
大金を両替する場合は身分証明が必要になるかもしれません。
ミャンマーチャット→日本円の両替
帰国時に注意することの1つとしては、ミャンマーチャットは他の国ではあまり価値がありません。
つまり、銀行や両替所でミャンマーチャットを取り扱うところがかなり少ないです。
そのため、帰国直前、あるいは次の旅行先に移動する前に他の通貨に換えておくことを強くお勧めします。
先ほど説明したように小さい額の紙幣を両替する場合、レートが悪くなります。その影響からか、1000円札がどこの両替所も不足傾向にあります。
私の場合、日本円で約8千円分のミャンマーチャットを持っていたのですが、そこの両替所では7千円分しか千円札がないと言われたので、USドルに交換しました。
もし他の国に渡航する予定がある方は、そこの通貨か、汎用性が高いUSドルに交換してもいいかもしれません。
オススメの”両替所”3選 ダウンタウン
今回僕が、ヤンゴンで訪問した両替所を3箇所+空港の両替所を紹介します。
宿泊する場所などで利用する両替所が異なると思いますので、レートを比べながら自分にあった両替所を確認してください。
ちなみに私は日本円からミャンマーチャットには換えず、オーストラリアドルからミャンマーチャットに交換しました。
*2019年8月の情報なので、営業日、時間などは変動している可能性があります。
ダウンタウン① Unity Money Changer
営業時間
Google Map場では営業時間は明確に表示されていませんが、朝の8時半〜夕方19時半頃まで営業しているようです。土日も営業していました。
ヤンゴンのダウンタウンにある『スーレーパゴダ』やショッピングセンター、安宿などからも近いです。
レートも1番良いといっても過言ではありません。
私が日本円に交換した時は、1円=14ミャンマーチャットでした。
ちなみに、以下で紹介するWhite Bayと日本円のレートは変わりませんでしたが、オーストラリアドルのレートはこちらの店舗がよかったです。
✔︎ ダウンタウンの中心に位置している
✔︎ レートがいい
✔︎ 土日営業
ダウンタウン② White Bay
営業時間
月〜土曜日 9:00-18:00
日曜日 Closed
Webサイト
http://whitebay-consulting.com/money_changer/en/
ウェブサイトでレートを確認できるので、宿を出る前にレートを確認することができます。路地裏にあるので一瞬見逃しそうですが、利用客は多かったです。
18時までの営業なので、夕方の便で到着してしまうと、営業時間内に向かうことができないかもしれませんね。
私が日本円を両替した時は、1円=14ミャンマーチャットでした。
✔︎ ダウンタウンの中心地に近い
ダウンタウン③ Evatrading
営業時間
月曜日〜日曜日 8:00-22:30
チャイナタウンから近く、それなりにレートがいい両替所です。
私は、ヤンゴンに到着したときにチャイナタウンの近くにあるゲストハウス『BaobaBed Hostel』に宿泊したので、こちらの両替所を利用しました。
営業時間も22:30までと他の両替所に比べて長いので、到着時間帯によっては第一候補にあがる両替所です。
私が両替したときは日本円が1円=13.7ミャンマーチャットだったので、上の2つの両替所に比べると少しレートは悪かったです。
ちなみに、オーストラリアドルはWhite Bayのレートと変わりませんでした。
✔︎ チャイナタウンから近い両替所
✔︎ レート表が張り出されている
✔︎ 毎日営業で、営業時間も長い
ヤンゴン国際空港
空港に着いたらまずは、現地の通貨を入手することが第一目標です。
空港の両替所は、到着ゲートをでてすぐのところにあり、コンパクトにまとまっているのですぐに見つけることができます。
空港では両替する際の注意事項としては、日本円を受け付けている両替所がないことです。
僕が到着した時は夜で、すでにいくつかの両替所は閉まっていたので、早い時間なら日本円を交換できる両替できるところもあるかもしれません。
ただ基本的に日本円を両替したい場合は、街中で交換することを前提に考えておくべきでしょう。
空港で両替できる通貨はおおよそ、以下の5種類となります。
・USD アメリカドル
・EUR ユーロ
・SGD シンガポールドル
・THB タイバーツ
・MYR マレーシアリンギット
上記の通貨を持っている場合は空港での両替が可能です。
私は、そのとき10USDしか持っていなかったので、10ドル分だけ両替しました。
おおよそ、空港からダウンタウンまでのタクシーの料金は、8000-9000ミャンマーチャット(600円-700円)です。
タクシーの客引きだと、割高で10ドルと行ってくる人もいますが、Grubを使用すると上の金額が相場です。
最悪の場合、ダウンタウンまで行ってしまえば、日本円を両替することが可能なので、10ドル分あれば十分です。
ちなみに、空港からダウンタウンまでのAirportバスは500ミャンマーチャット(35円)と格安なので、節約したい方はバスの利用をお勧めします。
[ヤンゴン両替所] まとめ
これまで、ミャンマーチャットを両替する際に注意することや、特徴、お勧めの両替所を解説しました。
他の国で両替する時と比べ、少しユニークな両替事情が関わってきます。
以下のポイントを押さえることで、ヤンゴンで迷うことなく両替することができますよ♪
・空港での両替は日本円を両替できない可能性が高い
・帰国前に他の通貨に両替しておく
・両替をする場合は綺麗な紙幣を用意しておく