みなさん、こんにちは。 @matsutripです。 Follow @matsutrip
この記事ではミャンマーのシットウェーからヤンゴン間を飛行機で移動したので、搭乗記をここに残しておきます。
シットウェー自体あまり観光客が訪れるような街ではないので、あまり日本人も利用することはないとは思います。
実際にほとんどネット上では情報がありませんでした。
シットウェーは小さな町で空港の様子からしても、飛行機の乗る前までは不安でしたが、思ったよりもかなり快適でした。
ヤンゴン→シットウェー間は31時間もかけてバスで移動してきたのですが、飛行機だと1時間で移動できますし、圧倒的に飛行機を選択するべきだと思います。
目次
シットウェー→ヤンゴンの航空券の価格
私は出発の前日に予約しましたが、1万400円ほどで予約しました。
割と便の数は多く、直前の予約でもあまり値段の変動は大きくありません。
ヤンゴン→シットウェー間を運行している航空会社
・Golden Myanmar Airlines 8:50分発、13:20分発
・ミャンマー・ナショナル航空 12:20分発、17:00分発
・Mann Yadanarpon Airlines 13:35分発
・Air KBZ 13:05分発
が主流です。私は13:05分発のAir KBZを利用しました。
シットウェー空港までの移動
滞在していたホテルから空港までは、トゥクトゥクで20分ほどで到着。
ヤンゴンやバンコクのような空港までの大渋滞などはないのです。空港の入り口には警察が立っていますが、特になにも言われずに空港内に入ることができます。
外観はかなり古く、一階建てで非常にシンプルです。田舎の役所よりも質素な佇まいです笑
空港内の様子
空港に入るとすぐにチェックインカウンターがあります。仮設で非常にシンプルです。
なんと…手続きが紙!!!
これまで100回を超えるフライトを経験していますが、初めて紙で手続きするところを見ました。
座席指定の際も、機内の座席マップを見せられ「どこがいいですか?」と聞かれ、空いている席を自由に選ぶことができました。
私は荷物を預けませんでしたが、20kgまでは無料で預けることができます。
空港内にある唯一のカフェ。食事や飲み物はここで購入することになります。
値段は確認していませんが、他の空港のようにかなり高めに設定しているような感じではありませんでした。
ちなみに、あまり暑い時期ではなかったせいもあるとは思いますが、空調が効いていないので、コーヒーとか飲むとめっちゃ汗かきます笑
30分前に到着しておくように、という注意書きがあります。
この注意書きの先が荷物の検査場なのですが、国内線なのにそれなりに厳しいです。
ライターは1個だけ持ち込み可能だと思っていたのですが没収されました。
荷物検査の後は、身分確認?をするために、パスポートを警察や空港職員に見せる必要があります。
紙で搭乗客の情報をまとめていました。今の時代すべてアナログで作業しいていると考えると、まだ発展段階なのかなと感じますね。
待合室
12:50分出発の飛行機が、13:10分に到着したため、出発は13:30に変更に。
アナウンスはないので、気をつけて周りを観察する必要があります。
ゲートも一つしかないので、人ゴミができ始めたら搭乗開始なんだなという合図です。ただ、いくつかの航空会社が出発時間が近い場合があるので、周りの人の搭乗券を見て確認しましょう笑
外国人の利用自体少ない空港なので、英語のアナウンスは全くありませんので、寝過ごさないように注意してください。
ちいさな空港なので、もちろんPriority Passを使えるラウンジなんてものは存在しないので、おとなしく椅子に座って時間が立つのを待ちます。
”Air KBZ” 機内の様子
今回利用するのはなんと、プロペラ機!人生で初めて利用します!
日本でも北海道や沖縄の離島などの短距離路線ではまだまだ現役で活躍しています。
機材はATR-600です。
お隣に駐機していた機体もプロペラ機でした。
シットウェー→ヤンゴン間は1時間ほどの短距離フライトですし、空港自体も小さいのでプロペラ機の方が都合がいいんですね。
機内は思ったよりも綺麗です。空港のさびれた感じや紙で全ての手続きをしている様子を見て、正直かなり心配していました笑
シートもそれなりに広く足も組めるほどです。
前には収納ポケットがありますので、搭乗券やケータイを収納することができます。ここにモバイルバッテリーを入れて携帯を充電してたら、CAの方に注意されました。
機内ではモバイルバッテリーの利用ができないのでしょうか?
空港では、チェックインカウンター以外の人は英語が極端に苦手な印象があったのですが、Air KBZのCAさんたちはさすがに全員英語を話せるようでした。
離陸直後の上空からのシットウェーの街並みの様子です。
パゴダが確認できますね。地元の大学生に連れられてパゴダを見学しに行った記憶が懐かしい…
Skyscannerの予約時は『軽食なし』との表示でしたが、軽食が提供されました。
チーズパンとロールケーキの2つのみでしたが、1時間の国内線の短距離でも軽食がでるのは良いサービスではないでしょうか?
飲み物も2度ほど受け取ることができます。
前方の窓側を座席指定したのでプロペラが動いているのがはっきり見ることができます。
少しエンジン音が気になりましたが、乗り心地は決して悪くはありません。
日本でも同型が日本エアコミューターなどによって北海道などで運用されていますし、安全性では問題ありません。
プロペラ機はジェットエンジンを利用している大型機に比べて、低空を移動するので、景色がより近くに感じます。
日本では馴染みのない広い川が広がっています。
上空から見ると幅の広さは感じませんが、近くでみるとかなり大きいことにびっくりします。
雨季になると川が頻繁に増水するので、川幅が広くなり、時に架かっている橋が壊れたりします。
実際に、ヤンゴン→シットウェー間をバスで移動した際には、橋が壊れていたため途中で、船にバスを乗せて移動することになりました。
“Air KBZ” 搭乗記 まとめ
ヤンゴンからシットウェーまでの31時間の過酷なバス移動を2度としたくないと思い、復路は飛行機を選択。
約1時間の移動でバスとは比べほどにならないほどの快適さでした。
もちろんバスの価格とは差が大きいですが、道の悪さを考慮すると、飛行機で移動する方が身体的にもかなり楽です。
Air KBZの利用も今回が初めてでしたが、非常にサービスも良く、安心して利用することができました。
Skyscannerでフライトの翌日に予約してもそこまで価格は変わらりませんし、Air KBZ以外でも複数のエアラインを選択することができます。